<ミャンマー>20年ぶり総選挙…軍政の勝利揺るがず

11月7日(日)
軍事政権支配下のミャンマーで7日、1990年以来20年ぶりとなる総選挙が実施された。前回選挙で圧勝した民主化運動指導者、アウンサンスーチーさん(65)率いる「国民民主連盟」(NLD)は選挙をボイコットし、多数の候補者を立てた軍事政権翼賛政党「連邦団結発展党」(USDP)の勝利は揺るがない見通し。
選挙後90日以内に国会が招集され新憲法が発効。新たに大統領が選出され、同国は一応の「民政移管」を果たす。
 ただ新憲法は、国会議員の4分の1を無投票で軍の推薦者に割り振り、新大統領に「軍事的知見を有する者」との条件を付けるなど、軍部支配の永続化を狙った内容。一方、米国や欧州連合(EU)はスーチーさんらが参加しない選挙の正当性を否定、ミャンマー国外を拠点とする民主化勢力も反発している。
 新国会の定数は上院224、下院440。軍の推薦枠を除く4分の3の議席を投票で選出。上下両院と地方議会を合わせた立候補者は3158人で、開票結果公表までに数日から1週間かかる見通し。
 USDPは地方議会選を含めほぼ全選挙区に1112人の候補者を擁立した。一方、NLDから分裂して選挙参加した「国民民主勢力」(NDF)の候補者は、政府が立候補費用を500ドルと高額設定したことなどを背景にわずか162人。スーチーさんの支持も得られないため、多数の議席獲得は絶望的だ。
 スーチーさんは13日に自宅軟禁期限が切れ、7年ぶりに解放される見通し。しかし、自由な政治活動が認められる可能性は低い。政府は今回、外国人記者に選挙取材を禁じる一方、日本など各国外交官らに一部投票所を視察させたが、選挙に強く反発する米国やEU諸国は参加を拒否した。

Posted by BCJP Files on 4:16 PM. Filed under , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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